Friday, January 04, 2008

月眠ブログページの移動について

あけましておめでとうございます。

新年を迎え、月眠ギャラリーブログのページを新規に設立いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。


新ブログページURL
http://getsumin-blog.blogspot.com



月眠 タンバ

Tuesday, December 11, 2007

プライスレス

先日、大阪は上本町のうちのマンションで、階下に住むおばあさんに出くわし挨拶をしたら、
「こんにちは~やだわ私こんな格好でホホホ」
というお返事が返ってきました。

こんな格好と言ったおばあさんはいたって普通の服装だと私は思いました。

はたまたアメリカ・ニューヨークでは5日に、約5000年前のメソポタミア文明時代につくられた手のひらサイズのライオン像がオークションにかけられ、5716万ドル(約63億6000万円)の高値で落札されました。

あまりに高額すぎて軽く混乱しました。


人の価値観て不思議です。


Kinaさんの人形に惚れこんで買っていってくださったお客様のもとに旅立つ人形たちは幸せ者ですね。


大好評 KinaChick クリスマスの準備展も残すところあと5日です。
皆さまお見逃しのないように!


月眠 タンバ

Wednesday, December 05, 2007

アートクッション


触りたいでしょう
このもこもこ感。

先週土日、またまたなにデジのみんなにムリを言って茨木の四方山荘まで自家生成日本美術ドラフト展の最後のイベントに行って参りました。
イベントのひとつアートトレードワークショップで、気になってた触感アーティスト・岡田蘭子さんの手作りフェルトの作品をゲットしました!わーい
私のトレードした作品はと言うと、持っていくのをすっかり忘れていたので…その場で岡田さんが講師になって開催していたワークショップに参加し、手作りフェルトの鳥『ヨモドリ』を制作し、それをもって参戦しました。

が、このトレード実は

もともとはMAROBAYAという『道具としての日常着』というコンセプトで素朴でナチュラルな服を作っているデザイナーの木村勇太さんが、同じく岡田さんのワークショップにて制作した手作りのフェルト紐を岡田さんが欲しいと名乗り出て、その岡田さんの作品を私が欲しいと名乗り出たわけで、三角関係が成立してしまい私のヨモドリはなんとなく無理やり(?)木村さんのもとへと巣立っていきました。

その後もなぜか三角関係トレードが続き、中にはトレードした作品をさらにトレードするというコントのようなドロドロの四角関係まで(笑)

火鉢にあたりながら楽しく和やかに進んでゆきました。


岡田蘭子さんは、触覚的なモノのちからを用いて人と人のコミュニケーションをふんわりさせる作品をつくっている方らしいのですが、実際作家さんとお話するときによく思うのですが作品は作家と他人とを結ぶクッションになります。いい作品を創る人ほどそのクッションはふんわりあったかいのです。


12月の月眠のクッションも、そりゃあもうぽかぽかです



月眠 タンバ

Wednesday, November 28, 2007

赤玉も歩けば転げまわる

いや~寒くなってきましたね

昨日は休みをもらっていて、久しぶりに歩きたい気分だったので駅までゆっくり歩きながら専門学校時代の恩師であり美術家の日下部一司氏が参加している『八つの課題』展を観てきました。
おもしろかったです。
日下部氏は大人の学校ごっこと言っていましたが、三嶽伊沙さん、今村源さん、井上明彦さんそして日下部一司の4人がハガキを通じてそれぞれ2つずつ課題を出し、作品という形で返信(出品)するというものです。
課題が決まっているせいか4人の個の強い現代美術作家たちの展示にもかかわらず空間全体にまとまりがあって、お互いに先生・生徒役になることで楽しんでいるせいか見る側としても純粋に楽しめました。
おすすめです。

『八つの課題』展
at ギャラリーヤマグチクンストバウ
2007年11月10日~11月30日

ギャラリーヤマグチクンストバウさんは初めて行ったのですが空間もとてもよかったです。
エントランスに価格ごとに仕切られてアート関連の古本が置いてあったのですが、TAKE FREEの一角にあった本を何気なく見たらスケッチブック風のラフスケッチ帳で、もちろん原画ではないですがそれがとても素敵だったのでいただいてきました。
何語か分からなくて作家が誰かも分からずにただ気に入ってもらってきたのですが、家に帰ってよくよく見てみたらヤニス・クネリスのラフスケッチ帳でした。ワォ

たまにはゆっくり歩くのもいいなぁと思いました。


自転車をこぐ時は昔からの遅刻癖のせいで猛ダッシュが基本です。自分では気づいてないのですが人に偶然発見された時は大抵、普通にこいでいるのに、ものすごい急いでたねと言われます。

月眠にもただ今自転車に乗ってあくせくと働く郵便配達員たちがおります。

この顔。

彼は普通郵便担当のスプーン。この仕事が好きなんだそうです。初日にしてもらわれ先が決まってしまいました。
後方にも普通郵便担当がんばりやのダッシュや、ちょっとあくどい顔をしてるけどまじめにやってる定形外担当のゲル等々が続いています。

そしてさらに後方の方では笑いすぎの赤玉1と赤玉2が転げています。


Kinaさん曰くあんまり笑った顔は作らないそうなのでこの赤玉2はちょっとレアだそうです。
彼は終了後私の家で笑い続けることとなります。ふふふ


そしてちょっと離れたところでは玩具物流課のみなさんがこれまたあくどい顔で仕事に精を出している訳ですが、格好つけているせいか後方で仲間がこけていることにも気がついてません。


こんな顔をしていますが彼らももらわれ先が決まりました。


KinaChickクリスマスの準備展、大好評です。
みなさん、ぜひともお見逃しのないように!



月眠 タンバ

Wednesday, November 21, 2007

四方山ヨモヤマ?



自家生成日本美術ドラフト展
at 『四方山荘』 YOMOYAMA HOUSE

9月終わりから10月頭にかけて月眠で石けんの彫刻作品を展示してくださった菅野麻依子さんを中心に、茨城県利根町(東京芸術大学取手校舎から5km)にある築300年の古民家『四方山荘』にて自家生成日本美術ドラフト展が開催中です。

『ギャラリーや美術館といったような、“作品を展示する空間として設けられた場所(ホワイトキューブ)”に展示されるアート作品や、公共の場所に展示されるパブリックアートなど、作品とその展示空間のあり方を改めて考え、可能性を探る』

という主旨のもと企画され長い期間を経て開催に至った本展。(※主旨は要約)

かつて村長が暮らしていたという、会場である四方山荘には今も数名が居住しています。さらにアーティストインレジデンスという形をとって、招待された作家が実際に四方山荘で生活を共にしながらその環境がアーティストに与える影響、そして逆に、人間の生活空間である『家』という場所がアートによって異化される過程や結果を実験、確認、検証し、そして最後に成果展として発表するアートプロジェクトとして行なわれています。

私もなんとキャストアーティストとしてお誘いをいただき、幾つか展示させていただいております。

11月24日(土)と12月1日(土)にはそれぞれ地域交流プロジェクトとしてシンポジウムやワークショップ・ファッションショウなどが開かれます。おもしろそうです。
会期中に近くにお寄りの際や、東京近郊にお住まいの方、是非、アートと四方山荘のたたずまいと穏やかな空気を楽しみに足をお運びください!


会期:   2007年11月17日(土)ー12月2日(日)
開場時間: 10時〜18時 入場無料
休場日:  月曜日・火曜日
開場:   『四方山荘』YOMOYAMA HOUSE

参加作家: 
ホストアーティスト:菅野麻依子、石井瑞穂、安田暁
キャストアーティスト:及川みのる、飯川雄大、岡田蘭子、タンバチカ
ゲストアーティスト

HP http://www.yomoyama.org/



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